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ラルク 国立2日講演の底力

ラルク アン シエルの結成は、1991年だという。
もう20年以上も前のことになる。

このところの活動は、派手なヒットを連発するという感じではないが、世界中にファンを広げ、大物の風格を漂わせている。
そのラルクが、国立での2日連続のライブを開催した。

8万人を2日続けて、というから、その規模はすごい。
ヒットシングルを次々にリリースしているという絶頂期ではないだけに、なおさらバンドの底力がうかがえる。

カリスマ的なボーカルを、生きのいいギターがあおり、ベースとドラムが支えるという理想的なバンド形態。
フロントマンのhydeだけではなく、一人一人がしっかり立っているのもさすがである。

今やラルクは、日本のバンドの目標となる存在といっていいだろう。
誰もたどり着いたことのない高みへ、さらに上り続けてもらいたい。
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